2006年01月04日

第38話 帰ってきたハカイダー コロ


帰ってきたハカイダー コロ


「許さんッ!」というメールがカミサンから届いた。

何事か思ったが、なんでもカミサンの赤いサンダルをコロが齧ってボロボロにしてしまったということだった。
こういう破壊行為はなにも今回が初めてではない。でも、そのサンダルは今日買ってきたばかりのもので、買ってきてまだ履いてもいないうちに壊されてことがショックだったらしい。

普段コロは玄関で寝ているのだけど、家族の履物にいたずらするようなことはない。叱られると分かっているから誰かの匂いのついた靴を噛んで壊したりしないのだが、そのサンダルにはまだカミサンの匂いがついていなかったのだろう。新しいおもちゃとでも思ったのか、前足で引っ張り出して噛みついて遊んでいた。

気がついたときにはもう片方のサンダルがボロボロになっていたという。被害にあっていない片方が新品だけに、カミサンのくやしさは倍増だった。
「許せない、泣きたいよう…」という泣きのメールが入っていたけれど、その日は一日中ケイタが気にして、
「おかあさん、まだ、コロのこと怒ってる?」と何度も言っていたらしい。
ケイタはこういう優しいところがあって、怒られているコロがかわいそうになったのだろう。

母親に添い寝をしてもらって寝る時にも、

「おかあさん、まだ、コロのこと怒ってる?」と聞いて、

「もう、怒ってないよ」という返答に自分が納得するまで気にし続けていた。


自分のオモチャを壊された時など、「もう、コロなんか嫌いだ。バカッ!」と怒りをぶちまけることもあるけれど、このときは優しい仲介者のような態度だった。さすがに自分のことじゃないから冷静のようだ。

仕事から帰った時に、その話を聞いて、僕からもコロを叱っておいたからとカミサンを慰めた。

叱るといっても、帰宅した時に、

「コロ、サンダル壊したんだってぇー、ダメじゃないかぁー、ヨシヨシッ…」

と首筋を軽く撫でてやっただけだけど…



posted by ころすけポー at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | コロとの日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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