2006年03月31日

第39話 ブログを読む犬

ブログを読む犬

散歩の意味するもの



犬は散歩が欠かせない。散歩は彼らの縄張り確認のための重要な日課だから、どんなに広いお屋敷に住んで広い庭に犬を放し飼いにしていたとしても、毎日の朝晩の散歩がなくては彼らはストレスがたまってしまうという。

街路樹の根元や草むらで必死になって匂いをかいでいるコロを見るたびに、彼は今情報を集めているのだなと思う。犬の嗅覚は人間には想像も出来ないくらいの優れものらしい。近所の犬の残した臭いにその犬の性別、体調、気分や夕べの晩御飯のおかず、最近気になっている雌犬のゴシップ記事というような情報をかぎ分けているようなのだ。

臭いを嗅がせないしつけというのを犬雑誌で見かけたことがある。幼犬のときから、そういう楽しみを教えないしつけ毎日することで、臭いをがぎ回ることをしない犬になるそうだ。
そういう人間にとって都合がいいだけの犬のしつけに僕は疑問を感じる。
(これはペットとして飼っている犬のことで介護犬や盲導犬のような仕事をしている犬の場合はまた別の話になるけど)

犬にとって他の犬の臭いをかいで回ることは、僕たちが新聞やTVを見たりするのを同じだ。僕たちが新聞もTVもインターネットも無しの生活に耐えられないように、犬達も情報を得ることに快感を感じているに違いない。

そう、犬が臭いをかいでいるのは毎日更新されているご近所のブログを読むようなものなのだ。


もちろん程度問題なのだけれど、少しぐらいは彼らにも彼等の楽しみがあってもいいではないかと思う。


posted by ころすけポー at 23:42| Comment(1) | TrackBack(0) | コロとの日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も同感です。
犬は犬であるから素晴らしい生き物だと思います。
人間の社会で一緒に暮らしていくには様々に制約しなければならないこともあると思いますが、可能な限り犬らしさは残してあげたい。
Posted by まきひめ at 2006年04月17日 06:11
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