2003年06月01日

少年と犬

犬のマネをするケイタ


生まれた時から自分の家に犬がいると言うのはどんな気持ちだろう。僕など犬を飼いたくてしょうがなかった少年時代を送っていたので、今の我が家で渓太が当たり前のように犬と遊んでいる姿がうらやましい、と心から思う。


重い…


玄関にある犬の寝床のサークルに入って渓太がしゃがみこんでいる。
「何やってんだぁ?」
と聞くと、
「わんッ、わんわんッ」と渓太が答える。どうやら飼い犬のコロのマネをしているらしい。
「うぅぅー、わんわんっ」
コロのマネをしながら渓太が言う。
「お父さん、マテ、スワレって言ってくださーい」
言われたとおりにマテ、スワレと命令すると喜んでいる。

「よぉーし、よしっ」と頭をなぜてやるとうれしそうに「わんわん」言い続けていた。

こんな感じで渓太は犬のコロの真似をして遊んでいる。
毎朝コロを連れて散歩に行こうとすると、コロはちぎれんばかりに尻尾を振る。
「さっ、さんぽ? さんぽですか? わぁーい、わぁーい!」とその目じりで言いながらコロは僕にとびついてくる。
そんな時にそばに渓太がいると必ずコロの真似をして同じように飛びついてくるのだ。

この二匹(じゃなかった一匹と一人)を一緒に庭で遊ばせていると、渓太はコロの後ばかり追いかけて回っている。自宅の車の周りをくるくると何回も回って追いかけっこをして遊ぶ。一度などコロがボールを咥えたのを真似して、渓太は犬用のダンベルのオモチャを咥えてコロを追いかけていた。

そんな渓太に対して、犬のコロは少し迷惑そうに「かなわんなぁー」という顔をしながらも根気よく付き合ってやっている。



考えてみると、コロと渓太と同じ年(1999年)生まれといっても、犬のコロの方は満4歳、人間の年齢に置き換えると約30歳ぐらいなのに対して、渓太のほうは3歳半、人間の年齢に置き換えても3歳と半年だ。(当たり前だよ!)
かたや30歳のオヤジといわれてもいいような年齢と3歳児の組み合わせと考えると、コロの渓太への態度も納得がいく。

それでも渓太の方は、みんなで出かけていて帰宅した時など、
「コロちゃん、さびしかったかい?」と生意気な口をきいている。


先日は、夜、玄関で寝ているコロにずっと話しかけていた。
自分のお気に入りのミニカーの説明を延々としていたかと思うと、
「コロちゃん水のみなっ!」といってみたり、半分寝ているコロを起こして煮干をあげたりしていた。

家内に内緒でコロを玄関から家の中に上げると、渓太はすごく喜ぶ。
「コロちゃんもこっちにきてケイタといっしょにあそぼー」
部屋の中を毛だらけにしてコロの痕跡を残すとかみさんがうるさいので、玄関に下ろそうとすると、必死にそれを阻止しようとする。

いつか渓太ももっと大きくなったら、母親の目を盗んで自分の布団の中にコロを入れたりするのだろうか。すっと昔に僕がそうしたように…。




posted by ころすけポー at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 豚児とコロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。