2005年05月03日

第31話 猫ダッシュ


散歩途中で猫と出くわすと、コロは必ず背中を逆立てて怒りをあらわにする。
こんな時、猫に向かって突進していくコロを抑えるのがたいへんだ。

猫を発見したとたん、背中の毛がふわっと逆立つ。僕はこれを見るたびに、風の谷のナウシカが怒りに我を忘れて「くわッ!」となるシーンを思い浮かべてしまう。

オームほど破壊力はないものの「怒りに我を忘れている」コロは次の瞬間、猛烈にリードを引っ張ぱって走り出そうとするのだ。

僕はこれを『猫ダッシュ』と呼んでいる。

猫を見かけると、それが遠くだろうと子猫だろうとお構いなしに、毛を逆立てて飛びついていこうとする。実際に飛びつかせたことはないが、もしリードを離して彼の自由にさせたらどうなるのだろう。

飛びかかったとしても、コロでは猫の鋭い爪にやられて返り討ちになるような気がする。実際、ケンカで猫の鋭い爪に目をやられる犬が多いそうだ。
コロは、以前、自分の体の半分以下の小さな柴犬に一方的に噛み付かれたことがあるので、その勢いほど強そうには見えない。だぶん一撃でやられてしまうかもしれない。

散歩をしている時はたいがい僕のほうが先に猫の存在に気がつくことが多い。まだ猫の姿に気づいていないコロを横目で見ながら、「くるぞ、くるぞ」と身構えていると、やっと猫の姿を観とめたコロが、くわっっと毛を逆立てて『猫ダッシュ』を始める。

こういう時はこちらも準備ができているので、その対応に抜かりはないのだが、困るのは逆の場合だ。コロの方が先に猫を発見すると、いきなりリードを引っ張られることになる。
走り出したがるコロをなだめつつ、「どこ?どこ?」とあたりを見回すのだ

この猫ダッシュで自転車ごとひっくり返ったこともあるけれど、最近では慣れてきたので不意打ちをされても転ぶことはまずなくなった。


猫ダッシュと同じように『カラスダッシュ』というのもある。カラスダッシュの方は相手のカラスが飛び立ってしまうので、コロもかなわない。
アホ面で見上げているコロを残して飛び去ったカラスにあからさまに馬鹿にされている始末だ。。

「アホーぉ、アホォー」

猫にしろカラスにしろコロとは違う種族なのだから相手にならずに和やかな無関心を装って欲しいものだ。



posted by ころすけポー at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | コロとの日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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